2023年　年頭挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。

年末調整業務に区切りがついたところで、12日に職員全員で、浅間神社で初詣に行ってまいりました。

その後は毎年恒例の新年会といたしまして、神社近くにある「しば福家」にて新年から景気付けの意も込めまして鰻を頂き、しっかり活力をつけて参りました。

　さて、近年税理士界隈では、大きな変革が求められております。同時にこれは、事業を営む皆様にも大きく影響して参ります。その中でも私が最も注目すべきところは大きく3つでございます。

　まず1つ目は、今年10月より運用が開始される「インボイス制度」

業務への煩雑さと免税事業者への負担が考慮されます。次々と改訂が行われることが予想されますが、決められたルールの中でいかにして最善を尽くせるかが重要となります。

　そして2つ目は、来年の1月から義務化がスタートする「電子帳簿保存法」

税理士法改正にデジタル技術を活用した業務が税理士の業務に含まれることが明示されたことで、特にこの制度への対応は、我々税理士は勿論のこと、皆様の成長戦略を考える上でも大きな影響を与えることは間違いありません。我々は電子帳簿保存制度を熟知し、皆様により良く活用頂けるよう助言して参ります。

　最後3つ目は、「事業承継」です。

昨今、中小企業、小規模事業者の経営者の高齢化が進む中で事業承継は重要な経営課題になっています。税理士業務はますます多様化していきますが、これからもj-spiritzは、より良いサービスを提供し続ける事務所として今後とも精進して参りますので今年もよろしくお願い致します。

結びにあたり、2023年が皆様と皆様のご家族にとって幸せな1年となることを祈念して、年頭の挨拶と致します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　所長　山内靖雄